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老後の鬱予防:不安がチラリとよぎったら、今すぐできること

投稿日:2021年4月30日 更新日:

注意:退職しても、健康に自信があり、周囲との関係も良好、趣味ややらなければならないことが待っている方は、この記事不要です。

 

はじめに:不安を放置すると老人性鬱になる危険があります

退職して、世の中からも家族からも必要とされなくなると、自由だ!と喜んでいられる時間て短いです。

生活の不安があれば、もうさっそく明日の心配が頭をもたげます。

生活に心配がなければ、暇を持て余し、生きがいを見失います。

 

どちらにしても、そんな不安や虚しさを感じたら、すぐ行動に移りましょう。

・具体的には、これから出来る仕事を探す。

関連記事⇒高齢の就活体験から

・興味のあることを見つけて、やってみる。

関連記事⇒脳トレよりも効果的

 

問題は、行動に移る気力が無い場合です。

私の体験から、気持ちが乗らないときは、その前に体力が落ちています。

疲労から何かの病気まで、ちょっと身体に目を向けてみてください。

 

 

鬱って何?

辛くて、ずっと続く、無気力状態

と、一口に言って終われないほどの、辛くて続く無気力状態

辛いのは気分だけじゃなく、身体も辛い。

 

気分が無気力だから身体が辛いのか、身体が辛いから気分が落ち込むのか・・・

 

「うつ病」になってしまったら、それはもう、脳の異常事態なので、自分でも家族でも治せません。

専門的な治療が必要になります。

 

あっ、でも、幸いなことに、鬱は治せます!!

だから希望は捨てないでね。

 

とは言え、

鬱状態になる前に、できるだけのことはしないと!!

 

私自身は未体験ですが、妹が鬱で引きこもってしまい、孤独死を助けられませんでした。

私には、何もできませんでした。

 

鬱気味とうつ病との境目は分かりません。

つながっているものなのか、全く別物なのかも分かりません。

でも、素人の私たちには、鬱気味を甘く見ないように注意するしかありませんよね。

参考⇒鬱症状チェックシート

まずは、鬱気味かな、ちょっと長いなと思ったら、気軽に専門家に相談してくださいね。

 

鬱気味になる前にストレスを捨てよう

高齢になると体も言うことを聞かなくなって、思い通りにいかなくなりますよね。

ストレス、たまります。

そのストレスをためたままにしてはいけません!!

積もると、いくら気を強く持っても、手に負えなくなります。

 

人生が長くなった分、本人にも周囲にも辛い時間が増えてしまったのでは残念すぎます。

そうならないために、いろいろなことが提言されています。

 

運動や散歩

生活習慣

食事

サプリ

考え方

人間関係

趣味

聞いた時にはいろいろやってみて、続くもの、続かないもの、効果を実感できるもの、できないもの、体験している方も多いでしょう。

皮肉なことに、こういうことを実行しようとして、却ってストレスになる場合もありますけどね。

 

ストレスためない方法

予防策はあるの?

人生長くやってきたので、どんな時にストレスがたまるのかを知っているといいのですが、

私の場合は、自己過信というか、自分に期待が大きいので、

「ストレスなんかに負けるもんか!」と、

ストレスを受ける自分を認めたくないところがあります。

 

でも、実は、私たちの神経はナイーブです。

真面目に生きてたらストレス回避は不可能です。

気候変動だって、コロナだってストレス源ですから。

生きてりゃストレス受けるのが当たり前なんですよね。

むしろ、ストレスを感じられるからこそ、身を守ることもできるんです。

 

まあ、精神を強くし、これがこの世さ、と悟れればいいのでしょうが、

そうなると、喜びにも鈍くなりそうですよね。

喜怒哀楽のいいとこ取りって言うのは無理でしょう。

 

そこで、日々のストレスを解消することが大事になります。

ためたままにしてはダメです!!

 

自分に効果のあるストレス解消法を持とう

自分のストレス解消法、知ってますか?

 

私は、最近になるまで、知らなかった物が一つありました。

音楽、それも、ピアノです。

 

今までも、きれいな色彩や美しい布、海辺の風、甘い香りで、ストレスがスーッと消えていくのを感じたことはありました。

でも、最近、美しいピアノを聞くと、心が広がっていき、途端に気が楽になるのを体験しています。

それからというもの、毎晩、ピアノ曲を聞いてから床に就くのが癖になりつつあります。

すると、知らないうちに朝が来るようになりましたよ!!

 

一体何が起きているのか

私がきれいな音楽を聞いて感動している時、

時には涙まで流していますが、そんな時、

あ、このメロディ、この音の粒が脳を動かしている!と実感しています。

 

美しい音が脳に刺激を与え、脳がリラックスしているんだと思います。

音が脳をマッサージしてるとも言えるでしょうか。

 

脳がほぐれる(=リラックスする)と、脳がせっせと必要な指令を出して、本来体がもっている力が十分発揮できます。

免疫力とか回復力とか、自分を守る力ね。

 

だから、健康管理は、脳に始まって脳に終わると言っても過言ではないでしょう。

 

脳の働きを応援する方法

睡眠、栄養、適度な運動は、肉体としての脳には必要ですね。

さらに、感動したり、思考したりして、適度な刺激を与えることも必要でしょう。

また、信念や希望も脳の働きを応援する感じがしませんか?

 

その上で脳のすごいところは、実際の体験抜きに想像力を使ってシミュレーションするだけで、実際の体験と同じ刺激が得られるという点です。

そのシミュレーション材料が、芸術や人間関係ではないでしょうか。

芸術や他の人の立場を想像力を使ってシミュレーションすることで、五感が刺激され脳に自分の体験として伝わるのです。

他人の体験に涙がこぼれたり、おなかを抱えて笑ったりするのは、自分が体験しているように想像するからですよね。

 

ここで注意しなければならないことがあります。

五感の刺激なら何でもいいのかというと、そうではありません。

 

恐怖を感じたり、攻撃的になったり、一時的に興奮したり、まあ、後味の悪い刺激は無い方がましです。

そういう刺激は、すごく緊張する(ストレスを受ける)ので、エネルギーの消耗が激しくて、回復するのが大変です(苦笑)

 

脳をリラックスさせる刺激は?

一般的に多くの人に共通している良い刺激には、美しい景色、良い香り、きれいな音楽などがあります。

日本人の多くは、浴槽に身を沈めるとホッとするというのもそれでしょうか。

実際に体が温まり、血流がよくなり、体の機能も高まり、脳の血流もよくなり、と好循環が起きるのでしょう。

 

他にも、最近の調査で二つのことが分かったと新聞に書いてありました。(毎日新聞「くらしの明日」2021年4月22日)

1.全国41市町の中の881学校区域で、高齢者の約二割に鬱がみられたが、

緑地が多い地域では、割合的に0.9倍(つまり1.8割)だった。

 

2.小学校から400m以内に暮らす高齢者は、より遠くに暮らす高齢者より鬱が6~7%少なかった。

(但し、これは女性に限られる)

子供たちの影響を受けるのが女性というのは面白いですね。

多分、母性本能とか、子育ての記憶とかが影響しているのでしょうかね。

 

また、最近どこかで読んだ情報では、バラの香りもいいということでした。

嗅覚の刺激は脳に直結しているそうで、ハーブやアロマはこれを利用しているんですよね。

レモンやかんきつ類の香りは睡眠を助けるそうです。

究極のストレス解消法

一般的にいいと言われているものは、できる範囲で試してみて、お気に入りが見つかればいいですね。

一生懸命になりすぎるとストレスになっちゃいますから、気楽にね(^_-)-☆

 

でも、五感から受ける脳の反応は、私たちの記憶とも深く結びついているので、個人差がありますよね。

だから、最終的には、一人一人が自分に適した刺激を見つけることだと思います。

自分の変化をよく観察していれば気づくことなので、是非、自分にとっておきのストレス解消法をみつけましょっ(^_-)-☆

 

感動や、快適体験は積み重ねることで脳の反応は良くなりますよね。

なんども良い体験をすれば、もう条件反射で脳が反応するのは、有名な犬とベルの話しでおなじみです。

 

楽しみながらいろいろやってみて、あなたにピッタリのストレス解消法を是非見つけて下さい♡♡♡

私は今、これを書きながら、音楽、聞いてます(^_-)-☆

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