停年退職してから、停年の無い働き場所をもとめてさ迷った結果、たどり着いた答えを紹介します。
この記事を読んでいただくと、次のことが分かり、貴重な時間の無駄が省けます。
この記事の内容
- 停年退職後にトライした就活の実態と最初の気づき
- 2つ目の気づき:年齢で評価されない社会はどこか
- 3つ目の気づき:PCが使えることとネットが使えることは次元が違う
- 4つ目の気づき:ネット世界の鉄則その1=信頼が最重要
- 5つ目の気づき:ネット世界の鉄則その2=検索されないものはゴミ
- 行き着いた結論:ネット社会で仕事をするなら社会の仕組みと方法を習う必要がある
- 参考:良い情報の選び方
目下勉強中です
↓ ↓ ↓
はじめに気づいたことは、社会の中心は誰かということ
私は、70才で大学講師を停年退職しました。
学生たちから、同僚から、にぎやかに送り出され、お祭り気分ではありましたが、そのまま家でゆっくりする気など全くありませんでした。
関連記事→退職こそ自分のためだけの人生の始まり
まだ働ける自信があったし、
役に立てる自信もあったし、
それどころか、これからの方がずっとましな仕事をする自信があったし、
何より、教えるのが楽しい!!
もう家でじっくり読書、研究でもしたらどう?と思う人も多いかもしれません。
私の場合、趣味もあるし、読書もするとして、研究に没頭する学者気質は持ち合わせていません。
なんか、仕事がしていたいんです。
できれば人と。
そこで、ますます自信のついてきた授業がやりたくて、大学受験予備校に職探しに出かけました。
自信だらけで臨んだ予備校の面接や筆記試験、模擬授業、ちゃんとクリアしましたよ。
今さら試験?て言われそうだけど、そのあたりは平気。
そこは、自信と自由平等博愛精神
当然断られる理由はありませんでした(スッゲー自信💦)
「では、よろしくお願いします。
おいでいただく日時は改めて」ということでした。
で、待てど暮らせど連絡なし。
問い合わせてみると、
「今のところ空きがありませんので、空きがでましたら・・・」
どこも同じような返事、
「お願いする時間ができましたらご連絡を差し上げます」
そんな中で、ある予備校の人事の人が、とても親身にこう言ってくれたのです。
「先生、受験生の立場になると、先生のようなベテランの方と、
大学合格したばかりの講師が『僕も去年は君たちと同じ席について勉強していたんだよ。一緒に頑張ろう!』って言うのと、
どちらがやる気になると思われますか?」
「1時間半の講義中、先生のイスは置かないのです。
意味ないと思われるでしょうが、生徒の間を歩き回ってやる気を鼓舞する意味もあります。
他校との競争ですからね。」
ノーテンキの私にもやっと分かりました。
世間ではもう、まともに相手にされない年なんだ_| ̄|○
大学という象牙の塔にいたので、社会常識がまったく欠けていたようです。
ノコノコ就活なんかに出かけて、”ヘンなばあさん”ぶりだったなぁ💦
ま、いっか。
次に気づいたことは、年齢抜きに勝負できるのはどこかということ
衰え行く肉体が重視されない世界。
年齢も、住所も関係ない世界。
体験、能力(=特技)だけで勝負できる世界。
顔出しも、年齢もいらない世界は、逆に、若く美人のつもりでいられるし、これは気に入りました。
言い換えると、不要な遠慮やコンプレックスを感じる必要がないので、のびのび実力が発揮できます。
こんな世界が、・・・
ありましたよ!!
そう、ネットの世界です\(^o^)/
ネット社会って、長寿時代の高齢者には最高の救いです。
ネット社会には定年がありません!
これでこそ、「ネット革命」
社会の構造を変えたのです。
そこで、アナログ社会を見捨て、パソコンの前に座ることにしました。
パソコンを開いて、とりあえず取り組んだこと
予備校探しにネット検索を使っていたし、大学でもそれなりにPCは使っていました。
Windows 98のころからホームページも自作していました。
個人の利用というレベルでは、パソコンという新しい道具には慣れていたと思います。
そこで、心機一転、本気で仕事を始めるにあたり、まずは環境整備。
放置してあったホームページとmixiを解体削除して、ネット上の拠りどころを一掃しました。
さてそれから・・・
ところが、いざネット社会で仕事を始めるとなると、何から準備していいのか分かりません。
ネット革命が起きているのに、私はただ、アナログ社会の便利な道具としてしかコンピューターを使えていませんでした。
さて自分で仕事をしようとしたとき、何から手をつければいいのか、手順を組み立てることも、結果をイメージすることもできないのです。
3つ目に気づいたことは、パソコンを使えるだけじゃダメだということ
これはコンピューターの言語が分からないとか、操作に手間取るとかいった問題ではありません。
新しいネット社会の全体像が見えないということです。
全く価値観も仕組みも違う異星人の世界に迷い込んでしまった茫然自失状態です。
例えば、英語を教えたいという単純な目的を実行に移すには
何を準備して
どのくらいの時間がかかって
どのくらいの費用が必要で
どうやって習いたい人までたどりつけるのか?
今までなら、近所の人に「英語教えます」と言うだけで、生徒がやってきてくれました。
家の前に「英語教えます」と看板を出すのも有効です。
習ってくれそうな人が多く通るところでチラシを配るとか、広告を貼るとか、アイディは浮かびます。
ネットの時代は、どうすればいいのでしょうか。
私に思いつくことと言ったら、せいぜいがホームページを作って、そこで「英語教えます」って書くことぐらいです。
それを、どこら辺の、どんな人が、いつ、みてくれるか分かりません。
見てもらいたい人に読んでもらうにはどうすればいいのか?
ネット世界で人通りの多いとこってどこ??
これが最初にぶち当たった大きな壁です。
万が一、習ってもいいなって思ってくれた人が見つかったとして、
その前にやっておかなければならないこと
・アレか?
・コレか?
・
生徒が来てくれたらやることは、
・ソレか?
・ドレか?
・
こうなると、もう、思いついては混乱しアタフタするばかり。
ネットが分かってないと気づいたのです!!
人は、やり方が分からないものには手が出せません💦
4つ目の気づきは、ネット世界の鉄則その1
それからというもの、検索とネット記事の読みあさりに真剣に取り組みました。
ネットの世界って、外から見るとブラックボックスで、まるで砂漠です。
最初は、的確な検索語を見つけるのさえ苦労しました。
宝さがしと言うよりは、砂漠で迷子になって地図と方位磁石を命がけで見ている心境でしたね。
その結果分かったことは、ネットならではの新しい働き方が生まれているということです。
・アフィリエイトと言う、個人の広告代理屋さんになる方法。
・転売と言って、人気商品を安く仕入れてアマゾンなどで売る方法。
・個人貿易もネットなら効率よくできます。
・株、FXやビットコイン。
・教室経営やコンサルタント
・製造者の直接販売
など、およそあらゆる商売が、情報発信して仕事につなげているではありませんか。
どれも、ネットの仕組みに乗った新しい力学が働いています。
そのうえ、実際に自分で働く(=パソコンを操作する)だけでなく、
その方法を売るという、まさに、情報商材があふれています。
そうなんです。
ネット社会を動きまわっている実体は、「情報」という抽象的なものなんです。
つまり、「情報」が商品なんです。
「情報」は、さわれないし目に見えないので、品質を確かめるのも大変です。
購入する人は、ネット上の売り手を信頼するしかありません。
逆に言えば、信頼されれば売れるということになります。
ネット社会の鉄則1
信頼されれば、何でも売れる!
この気づきは大きかったです。
最初にやることは、信頼の構築だと分かりました。
それで始めたのがブログです。
とりあえずは、ありのままの自分をと、・・・
と、ところがです。
ほとんど読まれません( ;∀;)
広いネットの海に(こんどは海!?)意を決して飛び込んだのに、ポチャンと水音さえたちません。
泳ぎも知らず飛び込んだら、大波にさらわれて今や海の藻屑と消え入りそう・・・
この時、次の気づきがやってきました。
5つ目の気づきは、ネット世界の鉄則その2
検索に引っかからないものは存在しないのと同じだったのです_| ̄|○
つまり、書く人ではなく、読む人が求める物しか浮かばれない社会なのだ~
独りよがりの書き手は海の藻屑、宇宙に漂う電磁波のゴミでしかなかったのです。
ということは・・・
私が書いていることは誰の興味も、関心も引かない内容なのか。
誰の役にも立たないことなのか。
え? そんな~・・・
と、ここまできて、もう諦めた方がいいくらいのことに気づいたのです。
だって、いくら頑張って内容を充実させても、読まれなければ始まりません。
読まれる前に、読まれるために必要なこと!?
それは
検索に引き上げてもらうには、AI君の行動法則にのっとっていなければいけないという前提でした。
ネット社会の鉄則 その2
検索されないものはゴミ
最後に、ついに発見した結論は、ネット社会を独学で渡るのはほぼ無理ということです
いやあ、無知でしたΣ(゚д゚lll)ガーン
AIは、未知の自然現象じゃなくて、人が設計して生み出したもの。
スパイじゃあるまいし、手探りの逆探知は時間の無駄だった!!
ネットの世界を甘く見てはいけなかった。
長寿時代とはいえ、もう遠回りしてる時間はないのに💦
結論
ネットを使いこなしたければ習うのが速い
参考:情報の質の見分け方、学ぶ価値のある情報の見つけ方
ありがたいことに、ネット上でそれを教えてくれる先達はいっぱい見つかります。
有料、無料の情報があふれています。
そして、情報の質はピンキリ
ここでも、かなりの時間と費用を無駄にしました。
どちらも減る一方の資源なので、もうもったいなくて💦
ここへたどり着く前にすっかりやせほそってしまいましたよ~
で、ここまで読んでくれたあなたに、同じ思いはさせたくありません。
私が体験から学んだ「良い情報」「ダメな情報」の見分け方を整理してみます。
目的にもよりますが、かなりのレベルまで無料の情報で身に着けることができます。
これ以上先は無料では見つからないと思った時に、有料に目を向けてください。
最初に出会った情報に言われるがままのお金を払って飛びついてはダメです!!
ダメな情報の特徴
知らない世界なので、「ダメな私でも大成功した。あなたもできます」と言われると信じたくなりますが、ダメです!!
「ダメな私でも大成功した」部分は嘘でもないですが、「あなたも」とか「誰でも」は嘘です。
理化の実験じゃあるまいし、誰でも成功出来る商売なんてありません。
「限られた時間内に、特別の人だけに提供」というのも、ダメです!!
また手を換えて、「特別提供」されますから。
こういうのは、心理的な弱みにつけ入る「決まった手」を使っています。
いくつか目を通せば、共通した書き方をしているのが分かると思います。
そういうことを見極めるためにも、同じテーマの情報(無料)は最低3つから5つはチェックしてください。
たいていはブログに書かれていることが多いと思いますが、中には、いきなり「募集」みたいな販売ページもあるでしょう。
最初から販売ページを検討するのは止めてくださいね。
良い情報の特徴
丁寧に解説され、具体的な例も紹介されている、ちょっと読みごたえがあるブログがおすすめです。
そういうブログの多くは、クリックすれば関連情報も読めるようになっていたり、読者の立場になって書かれています。
コメント欄のやり取りもブログの質をチェックするのに有効です。
良心的なブログはAIの評価も高くなっているので、検索結果で最初のページに出てくることが多いです。
そういうものを比較しながら読むうち、そのジャンルの全体像も見えてきます。
↓
やることも分かります。
すると、知りたいことがもっと具体的になります。
↓
そこで、具体的な疑問を改めて検索すると、さらに分かってきます。
これを繰り返し、これ以上は無料では分からないというところまできたら、有料情報に目を向けます。
有料には二種類あります
★一つは、テンプレートやアプリ、あるいは解説書や解説動画を売るもの。
★もう一つは、会員性とか教室とかに登録参加させるもの。
どちらにしても、次の項目を確認して選んでください
・質問のチャンスやフォローがあるもの
・支払が一括ではないもの
・金額が常識的で、ムリのないもの
・返金保証がついているもの
・責任者の氏名、プロフィールをはっきり紹介しているもの
・参加型の場合は特に、無料お試しができるもの
以上の条件がそろっていれば、品質に自信があると思っていいでしょう。
さらに最後の抑えとして、あなたが購入しようとしている有料情報の商品名や責任者の名前を、そのまま検索してみてください。
中には、誹謗中傷や悪意の投稿もありますが、その数や内容をみれば、信頼度は分かると思います。
現在までの体験から見つけたことは以上です。
参考にして、充実した日々を送っていただければ、すご~く嬉しいです♡♡♡
関連記事⇒人生には夢が大事
現在(2021.06.14Mon.) の私は、この講座に行き着き、勉強中です。
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無料講座の内容だけでも十分だったのですが、学習意欲を刺激されてしまいました。
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