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脳トレよりも効果的?73才で脳の若返り体験しました

投稿日:2020年7月28日 更新日:

脳が若返った体験

私は最近、自分の脳の働きがよくなったと実感しています。

はて、なんでだろうと考えてみて、思い当たることがあるので紹介しますね。

 

はじめに確認

人間には寿命があるように、脳にも寿命があります。

だから、いつでも、だれでも、必ず若返るなんていう方法は、残念ながらまだありません。

 

DNAに組み込まれたプログラムを別のものと取り換えるのは、今のところムリです。

したがって、「誰でも」とか「必ず」というような、自然の老化(劣化)や個人差を無視した言葉を使ったとたん、話は空想(非現実的)へと飛んでいるので気を付けなければなりません。

 

これからお話する私の体験は、現時点での私個人のものです。

 

でも、あなたと共通点が多ければ、あなたにもそのまま利用できる体験だと思います。

もし、あなたと違う点が多かったら、反対のことを考えれば応用できると思います。

 

話を現実レベルで徹底するために、ここで、私の条件と思われるものを整理しておきます。

 

私の脳の傾向

まず、あまり関係ないかもしれませんが、年齢は73才。

 

文系脳だと思います。

小説好き

絵も好き

音楽、バレエが好き

きれいな物が好き

 

手芸、書道をやっている

余り器用ではない。

 

ちょっと理屈っぽい。

信念とかはあまり価値を置かない。

興味のあるものには根気強い。

楽天的。

 

こんな私にとって、最近、思いがけないことが二つ起きました。

これが、脳を刺激したのだと思いますが、ビックリするような変化が起きたのです。

 

二つの出来事と、その驚くべき結果を聞いてください。

 

驚くべき体験一

70才で退職してから、自分で仕事を始めたかったので、とりあえず必要かなと思って、簿記の勉強をしました。

アマゾンで本を買って勉強、一年で日商簿記3級を取りました。

 

これで驚けとは言いません(笑)

 

そしたら、「週一で経理の仕事があるんだけど、やってくれない?」と声がかかったのです。

私の簿記のこと、全然知らない人からです。

これには、本人が(@_@)

でも、あなたに驚けとは、まだ、言いません(笑)

 

張り切って始めたのはいいのですが、最初の三カ月目の監査で、報告書のミスを指摘され、冷や汗もの。

原因はというと、職場ではエクセルで帳簿をゼロから作り、三か月分の整理をしたのですが、週一の職場の時間では全然足りなくて、メモリーを活用して家でもかなりやったので、上書き修正を繰り返すうちに、新しい情報を古い情報で上書きしてしまったのです💦

監査中にメールでミスを指摘された私は、監査の時間内でなんとか修正しようと、人生であまり味わったことのないほど焦りました!

計算器たたく手が震えました。

必死で2時間かけて、なんとか間に合い、ホッ_| ̄|○

正直、いい年して何やってんだ、と思わないでもなかったです。

 

まだ、こんなとこで、驚かないでくださいよ(笑)

 

驚くべき影響

youtubeで、手芸を紹介したり、小説の朗読をやっているのですが、録画がテイク1でオーケーになったのです!!

(全部一人でやっているので、オーケー出すのも自分💦)

 

驚いてくれましたか?

すみません、ちゃんと説明しないとダメですよね。

 

それまでは、台本なしの喋りでは、無駄口や言い違えが多くて、しゃべりの音を後から入れ直さなければなりませんでした。

そこで、今回も映像だけさきに作ろうと思って適当に喋りながら録画したところ、なんと、しゃべりの失敗、無駄、言い直しが全くなくて、そのまま完成できたのです。

 

その上、切れのいい聞き取りやすい話し方になっているではありませんか!?

それまでは、「ら、り、る、れ、ろ」って、続くと言いにくくて舌に力を入れる必要がありました。

それが、楽に、「・・・あまられていません。」とかって早口で言えちゃうようになったんです。

 

さらに、説明の順序などがきちんとできていて、「えーっと」とか「あ、ちょっとその前に」とか、行ったり来たり休んだりもないんです。

何という変化でしょう!! ← 驚き処です(笑)

 

驚くべき体験二

たまたまネットで見つけた無料セミナーをちょっと聞いてみたんです。

無料の二文字に心を許してね。

 

そしたら、これが、大当たり!

すごい講義だったのです。

 

で、目下、思考回路改造中です。

あ、全然、宗教とかじゃないです(笑)

 

いわば、宗教とは反対の作用。

合理化、論理化です。

徹底した数字化で、目標達成に至る方法論を見せてくれるんです。

 

そう、勘のいい人ならお判りでしょう。

経営学です。

しかも、ネット社会での経営学で、従来とは全く違う新しい考え方です。

 

講師は京都大学でMBAを取った現役のビジネスマン。

だから、今まで経営のプロだった人にとっても、新しい考え方です。

まして、従来の経営の知識もなく、根性論と楽天主義、根拠のない勘で行動してきた私には、目からうろこの連続です。

 

適性診断と講義の復習テストまで無料です。

せっかくだから、受けてみましたよ。

復習テストはしっかり勉強して(^_-)-☆

私が利用している無料セミナー

驚くべき影響

セミナーの五分の一しか聞いていないのに、考え方がスッキリしたのを実感しています。

 

夫がいきなりこう言ったのです。

「考え方が本当のリベラルになったね」(注:「本当の」というのは、「政治的ではなく」という意味です。)

自分では、今までも客観的で公平なものの見方をしているつもりだったので、軽いショック。

でも、確かに、全体を見渡す視点が以前より高く(=広く)なった気はします。

「公平に見ると・・」みたいな前置きを入れなくても、自然と全体を見渡している自分が居ます。

 

さらに復習テストを受けてみて、自分でもビックリ。

テストは、図を見ながら、めんどくさい、そっくりにも見える5つの文を読んで、5択で理解度を調べるものです。

今までの私なら、「え?、なんだって?、どういうことよ? どれも正しいじゃん?」って混乱しそうですが、けっこう視点やポイントの違いが見分けられるではありませんか。

 

これに驚くのは、私だけかもしれませんね。

以前の自分との違いを実感していますから。

ちょっと利口になった感じです(笑)

 

その結果、日常の場面で迷ったり、不快に感じたりする場面がどんどんなくなっています。

すると、心も軽く、→ 生活の効率も上がり、時間の無駄が減り → 後悔や悩みがなく → ますます心も軽く → ・・・

好循環が生まれています。

 

考え方というのは、意識しただけでは変えられません。

ムリに変えようと努力しても、不満や不安が残ってすっきりしません。

 

考え方の道筋をたどる脳のトレーニングの結果、変化が訪れます。

私たちの物の見方は、子供のころからの周囲のものの見方、考え方、感じ方をずっとトレーニングしてきて出来上がったものなので、意識するだけでは変えられないのです。

体のクセと同じです。

 

驚くべき変化の要因

ズバリ、強烈な刺激があったからです。

 

刺激となったのは、経理とか、経営者の視点とか、今までの自分には無縁だった情報を処理するのに、ほとんど使ったことのない脳の部分を働かせたことです。

簿記とか経営とか、数字で考えるなんて、以前の私には全くカンケイナイ世界でした。

用語からして「シーラナイ!」

 

強烈な、というのは、逃げられない状態制限時間内に最後までやるしかない状況。

経理では、仕事を任され(=逃げられない)、監査が終わる夕方までに(制限時間)やるっきゃなかった。

セミナーでは、時間の決まっている試験があって、うんざりしたけど途中放棄しなかったこと。

 

結論:脳の若返り術

1 脳の使っていない部分に働くチャンスを与える

☆私のような文系脳、好みや情緒で行動するタイプなら、数字や論理を使うチャンスを与えるといいですかね。

簿記とか、経営理論とか(笑)

 

☆もともと数字や論理を得意とする人は、芸術とかをたしなむ。

小説、絵画、音楽、映画などの鑑賞。

その中で興味が持てるものを、自分でも表現してみる。

 

2 緊張感をもって上記1を実行する環境を作る

逃げられない状況でやり遂げることが必要なので、期限付きで、責任を負うものがおすすめです。

 

具体例をあげてみますね。

例1 簿記

なぜなら、数字計算だけでなく、お金の流れを理解する必要があるので、立体的な理解や論理も訓練できます。

また、検定試験があるので、十分な緊張感 + 資格という達成感もあり、脳内フル活性化です。

 

例2 楽器

ピアノや楽器は直接脳を刺激するだけでなく、指先や身体も使うので、楽しんでいるうちに脳が複雑に働きますよね。

楽しむだけでも脳は生き生きしていますしね。

そして、発表の場を設けることが大事です。

緊張感と責任感、です。

気軽に家族に披露すればいいんじゃないでしょうか。

 

例3 その他、ネットを活用

ネット社会は、高齢化社会の救世主です!!

例1、例2もネットを利用すると便利です。

ネットは文字通り、網の目で世界がつながっているので、自分に必要な部分だけをマスターすれば、短時間で利用可能になります。

 

手順は、

2-1 まず、PC一台は初めの一歩、是非キーボードになじんでください。

(パソコンでこれを読んでいる方には必要ありませんね)

キーボードを打つだけでも、指先を使うので、脳の活性化にはお勧めです。

 

2-2 ネットの好きな物を利用する

まず、分からないことはすべて検索自分で解決する。

趣味や関心のある物も、検索からたどれば、知識、体験、学習、自己表現の場がどんどん広がっていきます。

 

ステイホームでも、ほとんど無料でかなりのことができます。

私は、世界最高峰の音楽やバレエを鑑賞し、映画を観て、絵の描き方を学んでいます。

検索すれば、セミナーなども無料で受けられます。

おすすめ無料セミナー

さらに、実社会ではなかなかチャンスのない、表現、発表の場も利用できます。

私も、ブログ、ユーチューブ、電子書籍、写真サイト、手芸サイトなどを利用して、作品の発表や販売までやっていますよ(^_-)-☆

 

利用していくと、どんどん可能性が広がり、知らないうちに脳の活性化が加速していきます!!

初めの一歩が一番大変、Let’s Get Started!

関連記事⇒退職こそ自分のための人生の始まり

高齢の就活体験

 

 

 

 

 

 

 

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