人生 仕事

高齢者の就活:退職こそ自分のためだけの自分の人生の始まり

投稿日:2020年8月27日 更新日:

 

 

 

自分で作る自分の人生

The Life of Yourself, by Yourself, for Yourself!

この言葉、そうです、アメリカの16代大統領、アブラハム・リンカーンの有名な演説中の名言をもじってみました。

 


makoto.hさんによる写真ACからの写真

 

リンカーンは、黒人は国民ではないと(最高裁の判決)されていたアメリカで、黒人解放を実現しました。

「人民のための、人民による、人民の政府」

Government of the people, by the people, for the people!

わざわざこんなことを言わなければならなかったのは、黒人も含めたアメリカに暮らす人々自身の政治が行われていなかったせいですよね。

自由と権利がなかった。

 

人生がんじがらめ

そこで、ひるがえって、あなたはどうですか?

今日までのあなたの人生は、あなた自身のものだったと言いきれるでしょうか?

誰のせいにもせず、自己責任で自由意思で好きに生きてきた人生ですか?

 

この答えが、迷わず “Yes!” なら、素晴らしい人生です。

きっと、現在も、そして人生最後まで、Yes であり続けられるはずです。

なぜなら、この答えは、環境や境遇から生まれるものではなく、あなた自身の心の姿勢から出てくるものだからです。

 

ところが残念なことに、私はなかなか Yes と即答はできませんでした。

子供の時は、親の理想に応えようと頑張り

大人になってからは、周囲の期待に応えれば立派、応えられなければダメ人間と思っていました。

 

家庭や職場では求められる役割があって、自分の意思より先にやらなければいけないことばかりでした。

意識するしないにかかわらず、自分の好みを言ってるどころじゃなかったのです。

 

自分の人生に自分の自由と権利がなかった?!

 

あなたはどうでしょう。

これには、共感してくれる人も多いのではないでしょうか。

 

早くお役目を終わり、自由になりたい!!

 

自由になったら

いよいよ退職!

待ちに待った自由と花束を胸に、100%の自由時間。

もう、子供も巣立ち、家庭にも責任や義務はありません。

何をしても、しなくてもいいなんて\(^o^)/

 

ところが

解放感にひたっていられるのもつかの間。

暇を持て余し、場合によっては家族の邪魔になることもあります。

 

行くべきところ、やるべきことが無い。

ということは

誰も自分を必要としていない。

ひょっとしたら、生まれて初めて、「虚しさ」を実感するかもしれません。

そして気づきます。

義務や責任、あるいはお役目は人生のエネルギー源だったと。

言い換えると、毎朝起きて生活するには、目的が必要だと分かります。

 

家族を養うこと、職場で働くことは、実は自分で選んだ人生の目的だったのです。

最高の理想の選択ではなかったにせよ、優先順位の高い選択だったのです。

 

止める自由はいつだってあったのです。

それを、毎日毎日、止めないで選び続けたのは自分に他なりません。

 

選びたくなかったけど○○のためには仕方なかった、という人もいるかもしれませんが、

○○があなたにとっては優先順位一位の選択だったのです。

 

選択の自由と権利はあったのです。

だから、昨日までのあなたの人生、Yes! です!!

 

今日からは、自分で作る、自分のための、自分自身の人生

改めてこう言わなければならないのは

今日からは、昨日までの人生とは違うところがあるからです。

 

それは、義務や責任、役目、起きる目的を、自分で作らなければならないというところです。

 

昨日までは、家庭なり職場なりが、あなたに責任や義務を与えてくれました。

朝起きる目的を作ってくれました。

あなたはそれを選ぶ自由と権利を使っただけでした。

 

でも、今日からは、目の前には、お膳立てされた選択肢はありません。

自分でお膳立てするのです。

 

これって結構大変かもしれませんね。

全くの自由放任状態だと、ボーっと待ってるわけにはいきませんものね。

全くの自由って、厳しいものがありますね(笑)

 

でも、人生って、限られた一定の時間をどう使うのかっていうお試しだと思うんです。

ダメもとで、挑戦しましょう!!

 

人生のお膳立てのヒント

第一の人生を長く送ってきた人に、何もお膳立て材料のない人は、決していません。

自分のやってきたこと、やりたかったこと、特技や興味、知ってること、知らないことを書き出してみてください。

☆趣味があればまずはそれを深めてみましょう。

やがてレベルアップしてさらに高い目標ができたり、方向が変わってきたりするかもしれません。

その時は、どんどん自由に対処!

目標のランクアップも方向転換も大事な人生のマイルストーン(一里塚)

 

私の友人の中には、子供のころに好きだった絵を再開し、

初めは近所の写生だったのが、

今では、個展を開き、海外まで出かけて外国の画家とも交流している人もいます。

個展では、数万円で絵も売れていますよ。

 

他にも、写真を始めて、海外まで撮影に行っている友人もいます。

 

私もね、趣味の手芸が高じて、作品をネット販売始めましたよ(^_-)-☆

 

☆挑戦したかったけど諦めかけていたことがあれば、ダメ元で挑戦

 

私事ですが、70才で退職してから簿記に挑戦、今では、週一で経理を任されています。

さらに今も、経営セミナーを受けていて、自分の得意なことでネット起業してみようと思っています。

 

楽器とか、語学とかに挑戦するのもお勧めです!!

これは、家族や友人を招いて発表会をやったり、語学なら旅行に行くとかその国の人と交流するとか、アウトプットをやるといいです。

 

やっていくうちに、新しい方向とか可能性も広がります。

例えば、演奏仲間ができたり、人に教えるチャンスがきたり・・・

 

☆得意なこと、今までやってきたことで、人の役にたちそうなことを提供する

 

私は、長く英語翻訳や授業をやっていたので、もう少し教えたくて街の予備校に行ってみましたが、年齢的にダメでした。

そこで目を向けたのがネットの社会です。

いずれ翻訳や英語学習の助けになることをやるつもりでネット起業の勉強中です。

私の就活の経緯とその結果はこちら→高齢者の就活体験

 

ネット社会という、アナログの社会とは次元の違う世界は、年齢も性別も職業も学歴も関係ない、中身だけで評価される社会です。

これは、既存社会の評価基準でハンディのある人、つまり、高齢者とか女性とか学歴社会に順応できなかった人にとっては最高の場所です。

実力、能力を素で役立てることができます。

 

あ、今こうして、ブログを書いているのも、自分の体験をあなたの生き生き第二の人生に役立ててもらいたいからなんです。

こんな風に、ネットを使うと、あなたの前半人生で身につけたことがそれを必要としている人に届くのです!!

 

いくつか、思いつくままに実例など紹介してみましたが、

今日まで人生を送ってきた人に、第二の人生の材料不足の人は居るはずがありません。

色々書き出して、残り時間を充実して使いきろうではありませんか!!

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