実体験からおすすめ、その2 からつづく
息抜きのチャンスが来た
二年目に入り、このままのリズムで、ゆっくりやっていけばいいかなと思っていた時、思いがけないことが起きました。
お勤めの誘いがあったのです。
週一で、経理の仕事です!?
ゆ、夢じゃない??(@_@)
簿記を学んだことなど知らない人からのお誘いですから、あまりの偶然に、不思議を感じちゃうほどでした。
決まった外の仕事があるって、貴重なことです。
社会にささやかな居場所がみつかったのですからね。
しかも、負担にならない週一。
ありがたいことです。
普段全然使わない脳の一部を、逃げられない状況で使わなければならないって、最高に脳の刺激になります。
その結果、面白いことが起きました。
経理を任されたら、頭の回転が速くなって口が達者になった
一人で自由に管理できる立場になったので、帳簿など自分で具体的な内容に合わせて作っていきました。
簿記の勉強で学んだことの応用編です。
エクセルの使いかたさえよくは分かっていない状態なので、あきれるほどの時間を使っています。
でも、帯バッグのデザインと同じくらい楽しかったです。
(ソフトも市販されていますが、それをマスターすることを考えると、必要なことだけが足りるものを自分で作るほうが手っ取り早かった)
基本は、なるべくペーパーレスにすること。
誰が、どこから見ても、一発でお金の流れが分かり、確認もできる仕組みにすること。
ミスが発見されやすく、また、それの修正も最短でできるようにすること。
そして、無駄を省き時短を心がける。
こうして臨んだ初めての監査の日、連絡が入ってないか、メールチェック。
すると、ありました、監査の方から、「計算が合わない。エクセル使ってるんでしょ?」
メモリーに入れた情報と、PC画面で作り直した情報を、修正上書きを繰り返すうちに、反対にしてしまったようです。
つまり、新しい正しい情報の上に、古い間違った情報を上書きしてしまったのです。
焦りました。
すっかりチェックしなおして、最終的に正確な報告書を仕上げるのに、2時間もかかってしまいました。
監査の方に最終報告を送る時、根拠となる帳簿の必要部分も添付し、やっと、オーケーがもらえました。
いや、ぐったりでしたが、オーケーがもらえて疲れも吹き飛びました。
初めて簿記を実践してみて、通用したのですから、私にしては進歩です。
よかった、よかった\(^o^)/
ホット一息、yutube 用の簡単ハンドメイキング録画で、脳の変化が起きていた!!
簡単な帯バッグの作りかたを紹介するのって、とてもワクワクします。
えっ? こんなに簡単?! って、驚かせたいのです。
それが、今回の録画では、驚いたのは自分の方。
えっ? こんな簡単でいいの?!
口がよく回るので、撮りなおしナシ、テイク1で、オーケーだったのです。
今までは、無駄口や言い淀みが多く、聞きづらい発声や言い間違いもあり、何度も撮りなおしの挙句、結局、音は別に入れなければなりませんでした。
今回も、それを覚悟で、まず映像を仕上げようとしゃべりながら録画したところ、音をとりなおしたいか所が全くありませんでした。
無駄口や間違いのないのは、脳の処理・反応と滑舌がよくなったということです。
何で?
経理の仕事を始めたからとしか考えられません。
それも、逃げられない状況でやりきったから、脳の刺激、活性化が起きたのだと思います。
脳の活性化には究極状況での刺激
脳は、刺激すれば活性化します。
でも、できることをできる範囲でやっていたのでは現状維持以上の効果は期待できません。
いつも使わない脳の部分を、逃げないで使いきってみることで、活性化が起きるようです!!
自分の得意や専門と違う分野に興味を持ち、本気で取り組んでみると、きっと、驚くような変化が起きますよ!!
楽なことばかりしていては、脳が劣化するのは仕方ありませんね。
元気な高齢者は、若い人に世話になるのはあまり良くないです!!
高齢者は、楽してはダメです。
頑張らないと、ダメです!!
頑張れば、脳は若返ります!!