奇妙な体験
先日、友人とランチにビフテキをたらふく食べたところ、2時間くらいたってから、頭の中で現実と同じくらいはっきり別の世界が出現し、戸惑いました。
白昼夢というものでしょうか。
「おかしい、消えろ」と、頭を振ったり、キョロキョロしたしりたのですが、一時間以上もその状態が続き、とても不安でした。
夢を見ている状態なのですが、現実の意識がはっきりしていて、ちゃんと駅のホームを歩き、間違えずに電車に乗ったり、乗り換えたり、混んでいた電車の中でも、吊革にぶら下がりながら、現実をしっかりわきまえて行動していました。
頭の中で別の世界が動いているなんて、周りの人は気づかないだろうな、なんて考えながら、一体どうしたの私?状態💦
認知症の予兆?
正直、怖いです。
起きていながらレム睡眠状態だった、ということか。
つまり、起きているときに夢を見た、というより、睡眠中に夢をみているはずが眠れなかった、といった方が・・・
何ごちゃごちゃ言うてんねん? 安心し。
認知やったらそんな屁理屈、言われへんがな。
あんた、ちと自意識過剰ちゃうか?
そう言えば、もっと若いころも、お昼を食べておなか一杯の時、ちゃんと会話しながらハッと気づいたら居眠りしていたことがありました。
何も言われなかったけど、周りの人、気づいていたのかなあ。
私の母も、おしゃべりしながらコックリコックリ、それでも私に相槌うってたことがあります。
少しロレツがまわっていなかったから、私は気づいたけど、母には指摘もせずにおしゃべりつづけてましたからね・・・
こういうの、遺伝的体質なのかな。
とりあえずは、様子見ってことで・・・それにしても、満腹と認知機能って関係あるんでしょうか。
お腹がいっぱいだと眠くなるのは、なぜ?
主な理由は3つあります。
1 自然のリズムで午後二時ごろは眠くなる
朝起きてから8時間後と22時間後は、脳が休息を求めて眠くなります。
居眠り運転の事故は、午前と午後、どちらも2時から4時頃が多いという統計もあります。
(国際交通安全学会誌 Vol.38 論文「居眠り運転発生の生理的メカニズム」林光緒)
2 血液が胃腸にいき、脳の血流が悪くなり、酸欠になる。
体が消化第一の緊急体制に入っているので、酸素を運ぶ血液が脳に行かなくなるのですね。
3 血糖値が急に上がり、それを止めようとインスリンが働き血糖値を下げるので、低血糖状態になる。
脳を働かせる糖分が足りなくなってしまいます。
ご飯を食べた直後に甘い物って美味しいですが、インスリンの働きで脳に糖不足が起きているのですね。
そう言えば私、ここ数日甘い物が欲しくてたまらなかったけど、あれは食事の直後だったかも・・・
昨日は、夕食をたらふく食べた後に、やっぱり甘い物が欲しくなって、お汁粉食べちゃいました。
で、今朝の目ざめは、ちょっと胃が重かったっけ💦
これからは、食後の甘い物は、じっと我慢ね。
ちゃう、ちゃう。
理屈言うわりには、ズレとんな。
原因はそこちゃうやろ。
あんた、食べ過ぎや。
対策は?
それぞれの原因に対処するのがいいでしょうね。
1 自然のリズムに合わせる
つまり、ちょっと仮眠をとる。
スペインのシエスタ(siesta)なんて、合理的ですね。
日本の高校でも、昼食後に仮眠休憩をとって午後の授業の効率化をはかっているところもありますよね。
寝すぎたらあかん、仮眠やで。
昼から寝てては仕事にならん言うて、シエスタ廃止の動きもあるそうやが、
世の中、単純すぎちゃうかな。
2、3に関しては、食べ方を工夫し、量もほどほど。
体を働かせるためには、何事も徐々に!
いきなり、はダメです。
何ごとも、ウォーミングアップが必要ですね。
食事も同じ
☆ゆっくり、よく噛んで食べる。
☆空腹に、いきなりご飯や炭水化物を詰め込むようなことは避ける。
☆食事内容もバラエティ豊かにする。
三大栄養素が大事なのは言うまでもありませんが、それを消化吸収して、役にたてるためには、消化吸収、排出を円滑にするための補助がたくさん必要です。
さらに、キャパオーバーは最悪。
食べ過ぎないことですね。
満腹と認知症の関係は?
脳の働きには糖が必要です。
でも、多すぎても、インスリンの働きと相まって、ダメなんですね。
血糖値は高すぎても、低すぎても脳に良くありません!
ついでながら、糖尿病患者で血糖値が高いと記憶力テストの成績が悪いという結果があります。
高血糖による物忘れは、作業記憶とよばれるものに顕著で、料理中の火の消し忘れや、途中で何をやるのかを忘れてしまう、などの症状です。
血糖値を改善すれば物忘れや認知症の予防につながりますが、既に起きた症状は糖尿病のインスリン注射をしても改善しません。
満腹で眠くなる時は、脳が糖不足、酸素不足でダメージを受けています。
これをしょっちゅう繰り返せばやがて脳が劣化するのは当然でしょう。
脳のダメージ → 物忘れ → 神経細胞のダメージ ・・・→ 認知症
食べ過ぎが即認知症ではありませんが、良くないとは言えるようです。
腹八分目!ですね。
劣化した脳のピンポイント改善策は?
◎生活習慣の改善は基本で外せません。
睡眠、食事、運動に気をつけることですね。
脳によいと言われる食品は積極的に摂りましょう。
明るく楽しい気分で生活することも、健全な暮らしには欠かせません。
ただし、物忘れや認知障害の症状が出てしまった場合は、それだけで改善は無理です。
◎物忘れに特化したサプリはおすすめです。
長く利用するものなので、
避けた方がいいのは、
あまり安いもの(同じ成分でも品質はピンキリ)、
高価過ぎるもの(信頼を得ようと高くしている場合もあるし、長く続かない)
特殊な成分を強調しているもの(当たりはずれがある)
おすすめは、
天然成分のもの、
使用例がたくさんあって評判のいいもの
◎不安を感じたら外来診断
自分で不安を感じた時は、普段の自分をよく知っている人に相談してみるのもいいですね。ひょっとしたら心配してくれていたかもしれません。
自分でも家族でも、変だなと思った時には、「物忘れ外来」で認知機能の診断を受けることをお勧めします。
「地域名」と「物忘れ外来」で検索すると見つかります。
◎一人暮らしには、特許の「見守りサービス」がありますよ!
センサーで24時間見守り機能に、プッシュ式で行動確認ができます。
隠しカメラではありません(笑)
温度や光で行動を感知し、異常を見つけることができるんです。
離れてくらす家族がクラウド経由で確認もできるので安心、危険を予防することもできます。
上手に利用して、安心で自由な人生を送れればホントに長生きは寿\(^o^)/